最近かなりサボっておりましたが、それには理由があります。

2ヶ月ほど前から実習とは別の仕事をしておりまして、

実習の無い日や午後からの実習がある日の午前中など、

空いている時間はほぼそれに費やしてきたんじゃないでしょうか。

それが先日ようやく完成しましたので、ここでお披露目したいと思います!

シュガークラフト2013 056

これです。

画像が小さくて見えにくいかも知れませんが、これは

シュガーケーキデコレーション(シュガークラフト)

と言いまして、都会地などの婚礼ではよくお目にかかれるかもしれませんね。

イギリスでは一般的なウェディングケーキで、中は主にフルーツケーキが使われており、

表面にはシュガーペーストと言われるものをカバーリングしております。

トップの飾り、上に載っている薔薇、周りのひらひら(フリル)等全てが砂糖メインで作られております。

同じ細工菓子のマジパンとは違い、元のペーストが真っ白なので非常に発色が良いのが特徴ですね。

写真では分かりづらいですが、依頼者のご希望でわずかに紫色がかったピンク色に色づけしてあります(カバー部分)。

婚礼の場合、一番下は出席者に、2段目は来れなかった方に、それぞれ切り分けて

「幸せのおすそわけ」

として配ります。そして一番上は子供の誕生か、1周年の記念まで置いておくそうです。

なんともおしゃれな話ですよね。

さて上の画像は実習室で完成直後に撮影したものですが、

これが披露宴会場に移ると・・・

シュガークラフト2013 085

こんなに華やかになるんですよ!周りに飾ってある生花の薔薇とも

色合いがGood!でしょう?これは新婦が考えてくれたそうで、

私も会場で見た瞬間すごい合ってる!と思いましたよ。

これに新郎新婦がケーキ入刀をするんですが、私、目の前で見てました。

言うたら特等席ですわ。

そりゃもう!鳥肌モンですわ、感動・感激!(言葉では言い表せきれません・・・)

自分で精魂こめて作り上げたケーキに自分の友人(?)が目の前で幸せそうに笑ってるんですよ!

こんな幸せなかなか無いんやないでしょうか?ホンマ役得、この仕事してて良かった~!!

とこの日は今までで一番そう思いましたね。

それも元を辿れば苦しい修行時代を仲間と乗り越えたからなんやなとしみじみ思います。

私にも師匠はたくさんいますが、その方たちに心から感謝します。

私にとってこんな大作は初めてでそれを目前で見れて、こんなに心に残る式は無かったですね。

一生の思い出になるすばらしい経験でした。

校長先生の何気ない一言から始まった事ですが、あそこであの言葉がなければ

この作品は生まれることが無かったでしょう。

全面的にバックアップをしてくださった校長先生と、私にチャンスをくれて心から喜んでくれた新郎新婦に、

感謝。(珍しくスマートな終わり方でしょ?^^)

※ちなみにケーキ入刀の後は切り分けて列席された方々に”幸せのおすそ分け”として新郎新婦が皆様にお渡ししました。

 

さて、ここから下は製菓7期生へのメッセージです。私(高岡)が書いたものではありません。

<製菓7期卒業生の皆さんへ>

お祝いのメッセージをありがとう!!

結婚式の会場で高岡先生からまさかのサプライズ(>_<)

みんなからのメーセージボードを受け取りました!

いつの間に・・・(涙)

みんなの写真付きですごく嬉しかったです(T_T)

今度みんなが学校に遊びに来たら直接お礼を言うね。。