ワインのテイスティングの目的は、

①そのワインが健全であるかどうか

②そのワインが本来持っている個(性)を持っているか

③お客さんに、ワインを出せるかどうか

で、ワインのテイスティングにおいて、好き嫌いは二の次です(意外!)。

 

では、外観のチェック!

まず【発泡性】を確認します。

保管中の不適切な温度管理によって生じた、発酵の有無を確認します。

次に【透明度】を確認します。

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このワインの場合は、透明度が高いですね。

そして、【色合い】もチェックです。

淡い色合いのローズ、もしくはルビーといったところでしょうか。

(この表現の仕方が、ステキですね♪)

そして、【ディスク】も確認します。

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このワインの液面に透明な層があるのがわかりますか?

これが「ディスク」です。このワインの場合は、中程度らしいです。

ディスクを見て、飲んだときのボリューム感が外観で予想ができます。

そして、【ワインの涙】もチェックしましょう。

ワインの世界は、おしゃれな言い回しが多いように感じます。

ワインの涙は、グラスを傾けると半円状にワインの跡ができるでしょう。

しばらく眺めていると、すーっと滴が出現してきます。

それが「涙」です。

涙の出現のタイミングが早いか、遅いかで、

口の中に残る余韻の長さがわかるそうです。

 

ワインを飲まなくても、外観だけで5項目もわかってしまします。

これに、さらに香りのチェック項目が加わります。

香りも第一アロマ、第二アロマ、第三アロマと・・・

「香り」と一言で言っても3種類もの香りがワインから嗅ぎ取ることができるんですね~。

奥が深いですね~。