先週の近藤先生による日本料理特別実習の様子をご紹介します♪♪

 

今回は冬を代表する高級魚「河豚」を使った実習を行いました!

シコシコした歯触りと淡泊な味わいが日本人に好まれている魚です。

 

しかし、みなさんご存じの通り、ほとんどの種類がテトロドトキシンという猛毒を持っています!!

そのため、取り扱いについては、厳しく規制されており、専門の資格が必要なんです。

ふぐをさばく際には、強い毒を持っている部分(卵巣、肝臓、精巣、眼球など)があるため、可食部分とそうでない部分をしっかり鑑別して分けることが重要!

特にまこと呼ばれる卵巣はほとんど全ての種類が猛毒にあたるそうです!

可食部分は、てっさ(河豚の刺身)やてっちり(河豚の鍋)にして食べるのが一般的。

この「てっ」という言葉は「鉄砲」が由来なんだそう!かつて河豚は「鉄砲」と呼ばれ、食べることを禁止されていたそうです。

 

教科書で河豚の毒について、習ったことはありましたが、実物を見ながらはもちろん初めて☆

とても良い勉強になりました!!

 

 

 

今週は、河豚料理実習の他、すっぽん料理実習も行いました!

日本料理実習では、河豚やすっぽんのような特殊食材を使った実習を定期的に行っています☆

普段なかなか見ることのできない食材に触れることで、学生たちにとっても良い刺激貴重な体験になったのではないでしょうか(*^_^*)