先日、調理師科1年制の介護食実習の様子をアップしましたが・・・

 

今日は、先週行われた調理師科1年制の介護食士講座についてもう少し詳しく報告します(^^)

 

まず、介護食とはどういうものをいうのでしょうか?!

人は加齢に伴って、心身ともに様々な変化が起こってきますよね。もちろん食べる機能もそうです!食べ物を噛む力や飲み込む力は加齢とともに低下してきます。でも可能な限り、口から食べ物を食べたい!そのために、高齢者の方にも食べやすく、飲み込みやすいように、かつおいしさにも配慮した食事が介護食です。

 

今回の介護食士講座での調理実習は、咀嚼・嚥下機能(食べ物を噛んで飲み込む機能)の障害が軽度の方向けの食事(普通食)を作りました。

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一見、普通の食事と変わらないように見えますよね!しかし、食材の切り方を食べやすい大きさに切ったり、普通よりも軟らかくなるように煮たり、というような配慮がしてあるんです(^^)

 

介護食士講座では、もちろん実習以外にも学科の授業もあります!!

高齢になると、身体にどんな変化が起こって、それがなぜに関わってくるのか。これを知ることで、実際に献立をたてるとき、食事を作るときに生かされてくるんです(^^)

 

介護食では、咀嚼・嚥下機能の障害の程度によって、どんな食事の形態が良いのかが違います。1学期は普通食を学びましたが、2学期には、さらに咀嚼・嚥下障害が重度の方向けの軟食ミキサー食についても勉強していきます☆