栄養士科2年生において、アレルギー対応料理の専門家をお招きし、特別調理実習を行い、食物アレルギーを持つ方々が安心しておいしく食べられる料理を学びました(*^-^*)
講師をしていただいただのは、アレルギー料理研究家であり、株式会社FoodMarico代表の上田まり子先生です。
上田まり子先生は実は当校の卒業生でもいらっしゃいます!
「みんなが一緒に安心して楽しく食べることができる食卓を作る」という理想のもと、アレルギー対応食のみならず、ハラルやヴィーガンなど宗教•思想から生じる食の差を埋める活動、フードバリアフリーを広める活動にも取り組んでおられ、全国各地で幅広くご活躍しておられます!
当日は、小麦・乳・卵など主要なアレルゲンを使用しない工夫が凝らされたメニューに挑戦★
調理したのは「コロッケ」「グラタン」「パスタ」「ワッフル」です。
コロッケには米粉パン粉、グラタンには豆乳バター、豆乳ホイップ、パスタはグルテンフリーの米粉パスタのように、先生こだわりのアレルギー対応食品も使用して調理しました。
こんなにいろいろな種類のアレルギー対応食品があることに驚いた学生も多かったようです!
また、それぞれの料理・食品ごとに、おいしく仕上げるためのコツも教えていただきました✨
*写真はコロッケの衣付けのポイントを教えていただいている様子です*
今回、実際に調理することで、代替食材の選び方や調理工程の工夫など、座学では得られない学びがたくさん得られました。
そして、おいしく仕上げるための米粉の扱い方や、対応食材の選び方など(同じ米粉パスタでもメーカー・種類によって食感がかなり違うそう)を教えていただく中で、長年、試行錯誤しながら試作・研究を続けてこられたからこそのレシピであり、おいしいアレルギー対応料理を作りたいという先生の想いがつまったレシピだということが、学生にも伝わったことと思います。
料理が完成★
見た目も味も、アレルギー対応とは思えないほどの完成度に、学生たちからは驚きと感動の声があがっていました。
いろいろとお話をしていただく中で、ご自身の活動に対する熱い想いに触れることができ、学生にとってとても良い刺激になったと思います☺️
上田まり子先生、ありがとうございました(*^-^*)