先週、当校で中国料理の特別講義を行いました!

当校の調理コースでは、日本・西洋・中国料理各1回ずつ

有名な料理人の方々に特別講師としてお越しいただいています☆

 

今回お越しいただいたのは中国料理の世界では知らない人のいない

脇屋 友詞 先生 !!

脇屋先生の料理は、中国料理四大系統のうち上海料理の伝統を軸に

旬の素材をふんだんに取り入れた身体に優しい中国料理です。

中国料理にフランス料理の要素を取り入れた「ヌーベルシノワ」の先駆者として

知られ、NHK『きょうの料理』をはじめ、テレビ番組や雑誌などを通して

中国料理や中国茶の楽しさを広く伝えていらっしゃいます。

 

中国料理の魅力と旬の食材の調和について学ぶ「料理人としての考え方や大切なことを知る」

というテーマのもと3品の料理をデモンストレーションしていただきました!

 

まず1品目は

「昇龍大帯魚」(太刀魚の昇龍揚げ 五目あんかけ)

太刀魚に切り込みを入れて丸ごと油で揚げたものにあんをかけた料理です。

大きな丸ごとの太刀魚に切り込みを入れる際は無駄な動きの無い包丁さばきを見せていただきました!

次に2品目は

「歌楽山龍蝦」(“とっても辛い朝天唐辛子”オマール海老のピリ辛炒め)

助手の小倉さんによる活オマール海老の解体ショーから始まり、

甘味と辛味のある朝天唐辛子や山椒と一緒に炒めた料理でした。

 

最後はデザート!

「草苺抜絲」(イチゴの香り飴だき)

生徒もお手伝いをさせていただきました!!

中国茶の飲み方についてもご説明していただきました!!

講義をしていただいた最後には学生の質問にも一つ一つ丁寧にお答えいただきました!

その中で、料理人を目指すうえで料理が上手くなることも大事だけれど、その前に

「明るいあいさつができる」「清潔な身なり」ということが大事なのだということを

お話してくださいました。

学生たちの残りの学生生活と就職してからも常に心がけてほしいなと思います。