韓国研修旅行2日目の朝はお粥からスタート😊
韓国ではお粥を日常的に食べる文化があり、特に朝食として、胃に優しく栄養補給ができる料理として親しまれているそうです☆
この日は鮑がたっぷり入ったアワビ粥をいただきました(*^▽^*)
韓国のアワビは日本のものに比べて安価で手に入るそうで、スーパーでもアワビを見かけましたが、値段の安さにびっくり(@_@)! 日本では高級食材として知られるアワビですが、韓国では養殖技術が発達しているそうで、より身近な食材として使われているようです✨
お粥自体は日本のものよりとろみが強く、なめらかな食感😊韓国のりをたっぷり入れて、おいしくいただきました😊
その後は、昨年、学術・教育交流協定を結んだ長安大学校へ!!🚌
★昨年度の様子はこちら↓↓
長安大学校(韓国)と学術・教育交流協定を締結しました!! | 松江栄養調理製菓専門学校
韓国薬膳をテーマに【宮廷薬膳料理】の講義・調理実習を受講しました!
講義では、薬膳の起源や、基本的な考え方について教えていただきました。
韓国の薬膳で大事にされているのが「五行理論」。これは、自然の「木・火・土・金・水」と、私たちの体の五臓(肝・心・脾・肺・腎)は繋がっていて、これに合わせた「青(緑)・赤・黄・白・黒」の5色を料理に使うことで、体のバランスを整え、健康になろうという考え方です。
いくつか宮中薬膳料理を紹介していただきましたが、本当にどれも5色が美しく使われていました!
講義のあとは実習スタート♬
まずは先生のデモンストレーションから✨
今回教えていただいたメニューは、次の3品☆
【宮中チャプチェ】 家庭料理のイメージが強いですが、もともとは宮廷料理として振舞われていたのだそう。日本だと戻した春雨と具材を一緒に炒めて味つけするレシピが多いですが、それぞれの具材を炒めてから最後に混ぜ合わせるという本場のやり方を教わりました!
【栄養釜飯】石鍋にお米と栗、ナツメ、高麗人参、銀杏などを入れて炊いたご飯。日本の炊き込みご飯と違うのは炊く時から味付けせず、炊き上がってからお好みでタレをつけて食べることなんだとか。韓国では元気の源ともなる昔からの料理なんだそうです★
【大根の水キムチ】日本でもおなじみのキムチですが、韓国の水キムチは、唐辛子を多くは使わず、発酵によって生まれる酸味と、ほのかな甘みが特徴だそう。本来は発酵させてから食べる水キムチですが、今回は残念ながら発酵させる時間がないため、発酵前の生キムチを試食しました!
現地の学生さんたちがサポートに入ってくださり、分からないことは翻訳アプリなども使ってコミュニケーションをとりながら、調理を進めました😊
完成♬
試食タイムでは1品1品味わいながらいただきました😊
日本のチャプチェは甘みなど味が強いものが多い印象ですが、宮中チャプチェは、素材の味を活かした上品な味わいでした😊
どれもとてもおいしかったです(^^♪
試食を終えた後は、全員で記念撮影★
最後に、当校の学生代表が感謝の気持ちを伝え、研修を締めくくりました。
「この料理を家族に作ってあげたいし、学校のクラスメイトにも伝えたい」と話してくれました✨
長安大学校の先生方、そしてサポートしてくださった学生の皆さん、本当にありがとうございました!
講義や調理実習、現地の方とのコミュニケーションを通して、韓国の食文化に触れることができました★
異文化を知る大切さやおもしろさを感じることができたのではないでしょうか(*^-^*)
とても貴重な1日となりました!